SEOの外部対策はもはや不要?いいえまだまだ有効です

自サイトの検索順位を上げるには「SEO対策」が欠かせませんが、
SEOには内部対策と外部対策の2つがあります。

内部対策は自サイトを使いやすいように整備すること、
ではSEOの外部対策とはどういったことをすれば良いのでしょうか?

SEOの外部対策とは

内部対策と並ぶSEOのもう1つの柱である「外部対策」は、
簡単に言うと「自サイト以外の外部サイトに評価してもらうための施策」です。

具体的には「被リンクやサイテーションを獲得すること」を指します。

「被リンク」は外部サイト内に自サイトへのリンクを貼り付けてもらうことで、
「サイテーション」は外部サイトで自サイトに言及してもらうことです。

要するに被リンクやサイテーションを獲得することで、
「他のサイトにも評価されるほど良質なサイトであること」の証となります。

実際にGoogleの検索エンジンでも、「被リンクが多いほど他サイトから良い情報源で
あると見なされている」と判断しています。
(https://about.google/philosophy/)

ECサイトで買い物をする時に、販売側の商品説明だけでなく
実際に購入・利用した人のレビューをチェックするという人も多いはずです。

レビューの高評価が多いと「良質な商品」と判断して購入、
低評価が多いと「イマイチな商品」と判断して購入を見送ります。

Googleの検索エンジンも同じで、被リンクが多いと「良質なサイト」、
被リンクが少ないと「良質なサイトでない」と判断しているわけです。

良質でないサイトを検索結果の上位に表示することはありません。

被リンクやサイテーションを多く獲得して「良質なサイト」と検索エンジンに
判断してもらうことで、検索順位が上がるのです。

SEOの外部対策は有効だが重要性は低下している

被リンクやサイテーションを獲得するというSEOの外部対策は現在も有効ですが、
一昔前に比べると重要性は低下しています。

インターネットが一般的に広く普及し始めた2000年頃はSEOの外部対策は
非常に重要で、検索順位を上げるための最善策でした。

しかしGoogleの検索エンジンが被リンクやサイテーションを重視していることを
逆手に取った不正を行うサイト事業者が現れます。

例えばお金を払って被リンクやサイテーションを購入、
関連性の低い外部サイトにリンクを貼ったり引用されたりといったことが起こります。

さらに、自分で自サイトのリンクを貼っただけで
中身の無いダミーサイトを大量に作成するといったことも起こりました。

最近では、個人情報を抜き取るための偽サイトに誘導するリンクが貼られたメールが
送られてくることもあります。

こうした不正を行う事業者が現れたことで、ユーザー側の自己防衛としてリンクから
外部サイトへアクセスするケースが減ったのです。
(https://www.seroundtable.com/google-links-less-impact-34493.html)

Googleの検索エンジンの評価方法も、被リンクやサイテーションよりサイトの内容を
重視するように変わったので、SEOの外部対策はあまり重要でないと言われています。

ただ被リンクやサイテーションを一切評価しなくなったわけではありませんから、
重要性は低下したものの外部対策は現在も有効です。

被リンクやサイテーションを増やすには

SEOの外部対策では「被リンクやサイテーションを増やすこと」が重要となります。

被リンクを増やすには、外部サイトに直接「リンクを貼らせてください」と
お願いするのが一番簡単で手っ取り早いです。

お金を払ってリンクを貼ってもらうのはNGですが、
金銭を介さないお願いであれば全く問題ありません。

ただ、全然関係の無い外部サイトにお金を介さずに「リンクを貼ってください」と
お願いしても断られるだけです。

最初は直接取引のあるサイトや関係性が構築できているサイトに、
リンクを貼ってくれるようにお願いしましょう。

取引や関係性のあるサイトからのお願いは断りにくく、
特に既に他のサイトのリンクを貼っている場合は断れません。

また自サイトに相手側サイトのリンクを貼る相互リンクとすることで、
相手側にもリンクを貼るメリットが生まれます。

取引や関係性のあるサイトにリンクを貼ってくれそうな他の外部サイトを紹介してもらう、
といった形で被リンク先を広げていくのです。

一次情報の発信

自身の体験や取材、調査から得たオリジナルの情報いわゆる「一次情報」を
自サイトで発信することも被リンクやサイテーションを増やすのには有効です。

個人ブログはともかくとして、
ネット記事では書いた内容が正しいことを裏付ける証拠として一次情報を引用します。

この記事の最初の方でも、Googleの検索エンジンが被リンクを重要視していることを
裏付ける一次情報としてGoogle公式サイトのリンクを貼り付けました。

リンクを貼り付けてもらえなくても「Googleの公式サイトによると」などサイト名を
出してもらえるので、サイテーションが獲得できるのです。

二次情報だと伝言ゲームのように内容が変質する恐れがあるので、
内容の信憑性を裏付ける際は基本的に一次情報が使われます。

自サイトで一次情報を発信すれば、その情報に関連する記事を掲載する外部サイトが
お願いしなくても自サイトのリンクを貼ってくれます。
(むしろ向こうから「貼らせてほしい」とお願いされる)

企業なら顧客や取引先などを対象にアンケートや調査を行い、その結果をまとめて
自社サイトに掲載しておくと被リンクの申し込みが増えるかもしれません。

取材記事を掲載

企業や個人などサイトを運営している事業者に取材して、
それをまとめた記事を自サイトに掲載するという方法もあります。

取材相手のサイトに、
取材記事を掲載した自サイトのリンクを貼ってもらうようにお願いするのです。

余程の大企業や有名人でない限りは、
自身が取材された記事が掲載されているサイトを喜んで紹介してくれるはずです。

また取材記事はオリジナルの一次情報にもなりますから、
外部サイトからの被リンク依頼が入る可能性も高くなります。

ただし、取材を申し込む時点で自サイトがある程度有名でなければ、
相手側にとってはリンクどころか取材を受けるメリットすらありません。

特に昨日今日できた新しいサイトだと尚更ですから、
自サイトの知名度が高くないと取材記事掲載で被リンクを増やすのは難しいです。

SNSを利用する

自サイトに一次情報や取材記事を掲載する場合は、
SNSも利用すると被リンクやサイテーションを増やせます。

SNSで一次情報や取材記事を掲載しているページのリンク付きで投稿、
そして一次情報や取材記事の掲載ページにシェアボタンを設置しておきます。

最近はSNSで情報を得ている人も多いので、SNSに投稿することで自サイトに
掲載した一次情報や取材記事を多くの人に見てもらえる可能性があるのです。

SNSのリンクからアクセスしたらシェアボタンでシェアしてもらうことで、
より多くの人に見てもらえます。

多くの人に見てもらえればサイトや記事に興味を持つ人も現れますから、
「リンクを貼らせてください」という依頼が増える可能性があるということです。

SNSを利用するならOGP設定も忘れずに

被リンクやサイテーションを増やすのにSNSを利用するなら、
「OGP設定」も忘れないようにしましょう。

OGPは「Open Graphic Protocol」の略で、SNSでシェアされた時に表示される
 ・タイトル
 ・サムネイル画像
 ・概要
などを事前に指定しておく設定のことです。

URLのリンクだけよりOGPが設定されている方が情報量が多く、
視覚的にも目立ちやすいので見てもらえる可能性が高くなります。

またリンク先の情報を正確に伝えられるので、
SNSを見ている人に間違った認識をされる心配もありません。

イベントへの参加

企業サイトの被リンクやサイテーションを増やすには、
イベントに参加することも有効です。

規模の大きいイベントになると必ず専用サイトが作られますし、
SNSでもイベント開催が告知されます。

個人だと有名人でない限り難しいですが、企業としてイベントに参加すれば
「参加企業」としてサイトやSNSに名前を掲載してくれる可能性があります。

専用サイトだとリンクを貼ってくれる可能性もありますし、自社のサイトやSNSで
告知・拡散することでさらにサイテーションが獲得できるのです。

政府系機関やSDGs関連のイベントだと、
被リンクやサイテーションの獲得だけでなく自社のイメージアップにも繋がります。

まとめ

一昔前に比べて重要性は低下しているものの、SEOの外部対策は現在でも有効です。

ただ何でもかんでも被リンクやサイテーションを増やせば良いわけではなく、
リンクやサイテーションの質も求められています。

被リンクやサイテーションを増やすのは簡単ではないので、
量ではなく質にこだわって対策してください。